ネットタンクは、利益を株主に分配しないソーシャルベンチャーです。オルタナティブな社会を志向する市民のためのパーソナル・シンクタンクを目指し、2001年6月に設立されました。会費・寄付のような収入に頼らずに持続的な経営を可能にするため、各種調査のような収益業務を行いつつ、新しい地域経営の方法や、グローバリズムに関連する諸問題について研究を行います。
ネットタンクは、世界の市民や中小企業どうしを、マスメディア・大企業・政府などを介さずに《直接》結びつけることを目指します。
- 研究
ネットタンクは、市民のためのリサーチャーを目指す人々によるネットワークです。自主研究のテーマは、コミュニティビジネス、女性起業家、新しいメディア、あるいは多民族の共生など様々な分野に及びます。
- 情報収集
かつて行政や一部の知識人しか手に入れることの出来なかった多くの有用な情報が、インターネットを使って市民にも入手できるようになりつつあります。ところが市民はそれを有効に利用できていません。情報はあまりに多いので、検索にはある程度のテクニックと、何より時間が必要であり、海外の情報を知るためには語学力が必要です。コミュニティ作りに関しても海外に価値ある情報があるにもかかわらず、簡単には入手できません。ネットタンクは、ひとりの市民が行動するために必要な情報を収集する上で出会うあらゆる困難を解決します。
- 新しいメディア
ネットタンクは、新しいメディアの形を目指すものでもあります。マスコミは、情報を一方的に取捨選択して視聴者に与えています。受け取る側の選択の余地はごく限られています。マスコミが与える情報は、特定の世界像を構成するものであり、人々は情報と同時に実は世界像そのものをも受け取っています。ネットタンクは、ひとりひとりの市民が行動するための世界地図(世界像)を描く道具としてのメディアを目指します。
- 教育機関
ネットタンクは、既存の教育機関に頼らずに、自らの卓上に自分だけの教室を開く試みです。教育機関への道を閉ざされた世界の人々に、インターネットを通じて学習の機会を提供することを目指します。